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「小さい頃からお母さんの作るケーキが大好きだった」という滝口郁子さん。子どもながらに母親のお手伝いをしながら、ケーキを作り始めたのは、小学校2年生の頃。その頃からの夢を叶えるため、高校を卒業してから迷わず専門学校の製菓・製パン課へ進学したそう。卒業後は、東京・代官山の人気スイーツ店「シェ・リュイ」の工場に就職。9年間で窯からムースの仕上げ、仕込み、クッキー、タルト、チョコレートなどの分野をひと通り経験した滝口さんは、そのすべてを実践できる個人店で働きたいという気持ちが高まり、同店へ入店。オープニングスタッフとして勤務し始め、現在では3年が経ちます。



店内のオープンキッチンで作られるスイーツは、生菓子、焼菓子各30種類以上。「一般のケーキ店は、ショーウィンドーの裏に工房があって、パティシエからはお客さんが見えません。うちの店は、オープンキッチンなので、お客さんがケーキを選んでいる姿やデコレーションを喜んでくれている表情が見えるのがうれしい」と滝口さん。また距離が近いことで常連のお客さんとのコミュニケーションも生まれているんだとか。最近の売れ筋は、ご近所の公園(あおぞら公園)にちなんで名付けたという「あおぞらロール(手前・367円)」。ハチミツが入ったスフレタイプのロール生地で、カスタードクリーム、フルーツ、生クリームを包み込んだスイーツは、ふわふわでとろける食感。そのほか、フィナンシェ風の生地でチョコのムースとフランボワーズのピュレをサンドした「ショコラフランボワーズ(奥左・367円)」、本葛と黒ゴマペーストで作ったゴマ豆腐をカスタードクリーム、黒ミツで味わうケーキやさんの「ごま豆腐(奥右・472円)」も好評。さらにアーモンドプードルを使用し、卵を使わないアイスボックスクッキーやフルーツ本来の味わいを生かしお酒をほとんど使わないスイーツの数々は、近隣のファミリー客からも定評があります。

店名の「M'arche」とは、フランス語で「sur marche bian(大丈夫)」の略。「marche」単独では、前進などの意味もある言葉。オーナーシェフの武藤彰さんが、フランスの2ツ星レストランで修行していた際によく耳にしたフレーズなのだとか。その店名の通り、滝口さんはスイーツのデザインを考えるため、休日はスイーツ店巡りをする、「ジャパンケーキショー」などのお菓子の展示会の見学に行くなどの勉強を続け、前進しています。そして、滝口さんの将来の夢は、お菓子教室の先生として活躍することなのだそう。その夢に向かって頑張っている滝口さんのスイーツを是非味わってみて!

住所:〒245-0003 横浜市泉区岡津町132-1
TEL:045-813-1122
URL:http://www.m-arche.jp/
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