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◎1000年以上も続くお月見の習慣
太陰太陽暦(旧暦)の8月15日(十五夜)と9月13日(十三夜)の夜の月見を指します。
2007年の十五夜は、9月25日。お月見の習慣は古く、「仲秋の名月」といって、古くは中国の唐の時代から観賞されてきました。中国から日本に伝わったのは、平安時代。初めは貴族の間での優雅な遊びでしたが、やがて庶民の間にも広まりました。
仲秋というのはは秋のなかば、旧暦の8月15日頃のこと。この時期にお月見を行うのは、空気が澄んで月がとても美しく見えるからとも、秋の実りに感謝を捧げる時期だからとも言われています。昔の人は月の満ち欠けで暦を知り、種まきや刈り入れなどの農耕行事のタイミングを決めていました。ですから、実りの季節の月は、格別に美しいものと感じたのかもしれません。
◎お供え物は何ですか?
お月さまにお供えする物は、実は地域によってさまざまなのです。皆さんはどのようなものをイメージしますか?
一番スタンダードなのは、すすきにお団子ですね。他には、里芋や栗、枝豆、お神酒なども比較的よく知られています。本家の中国では、お世話になった人へ月餅を贈る習慣もあるそうですよ。
◎月のうさぎは各国共通のイメージ?
月といえばうさぎがつきもの。月にうさぎが住んでいるという伝承は、日本のみならずアジア一帯に広がっていて、今でも多くの国や部族に伝わっています。また、遠くアフリカにも、うさぎを月のお使いだとする部族もあるのだとか。不思議ですね。
ちなみに日本のうさぎが杵でついているのは餅ですが、中国のうさぎは薬をついているのだそうですよ。
◎季節に敏感な和菓子
十五夜の前には、和菓子の世界でも、月やうさぎをかたどったお菓子が出揃います。和菓子は季節感を大切にするので、行事の直前に売り出し、行事が終わるやいなや、そのお菓子の出番も終わりとなってしまいます。
季節感が乏しくなったといわれる近頃でも、和菓子に限っては「十五夜の翌日にはもう、お月見のお菓子は終わっている」ということもしばしば。どうぞお食べ逃しなく!

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